診療科・部門

リハビリテーション科

理学療法士7人と作業療法士2人の体制で、入院と外来の患者様へ理学療法と作業療法によるリハビリテーションを提供しています。整形外科の手術後や脳卒中発症後などの患者様にできるだけ早期からのリハビリテーションに取り組んでいただくことで体力や身体機能の低下を防ぎ、立つことや座ること、歩くことなどの動作を回復し、早期の退院や回復期病院などで行う本格的なリハビリテーションにスムーズにつなげられるようお手伝いをしています。
ご高齢の方も多いリハビリテーションを受ける患者様に対し、敬意や思いやりを持って接することを大切にしているほか、リハビリテーションの時間は、私たちスタッフと患者様が1対1で話をする時間でもあるので、できるだけリラックスして、安心していただけるよう心がけています。

当院リハビリテーション施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(II)
  • 運動器リハビリテーション料(I)
  • 廃用症候群リハビリテーション科(II)

理学療法部門

脳卒中の発症後や骨折の手術後の早期より介入することで、日常生活を送る上で基本となる動作(座る・立つ・歩く)の再獲得をめざします。近い将来の日常生活動作を考慮した筋力強化訓練や起立歩行練習などを積極的に行うことで、早期退院や次のステップにつなげる援助をしていきます。当院の理学療法士は、血液検査や画像検査を参考に医師とも連携を取りながら、安全なリハビリテーションを心がけています。

理学療法の内容

  • まひに対する治療
  • 疼痛緩和
  • 患部を保護する日常生活の指導
  • 手術後のリスク管理
  • 廃用症候群(筋力低下、関節拘縮、呼吸機能低下)の予防
  • ポジショニング(床ずれの予防)
  • 杖や装具の使用方法の指導など

作業療法部門

理学療法士が比較的大きな動作のリハビリテーションを行うのに対し、作業療法士は主に上肢や手指の細かい動作のリハビリテーションを行います。特に手外科専門の医師がいる当院の術後リハビリでは、作業療法士の存在が不可欠。理学療法で移動能力などの基礎的な動作を固めつつ、作業療法によって応用的な動作に結び付けていきます。

作業療法の内容

  • 上肢手指の骨折・外傷後の機能訓練
  • 神経障害に対する評価
  • 認知機能、高次脳機能の評価および訓練
  • 自分で食べられるようになる練習
  • 自分で着替えられるようになる練習
  • 自分でトイレ動作ができるようになる練習など
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